就職活動生のみなさん、こんにちは。
このたび快縁隊でブログを書くことになりました。そこで、快縁隊の最年長で元採用担当者である私、よびつぎが第一回目を飾らせていただきます。
特に題材は何でもよいということでしたので、ちょっと考えてみましたが、社会人になってからのキャリア等などは他のMBA生が著述すると思いましたので、やはり私らしくズバリ現在の就職活動について書いていきます。
まずこのゴールデンウイークは就職活動においては丁度、端境期(←言葉を知らない人は調べてみよう!)になりますよね。ハッキリと言いましょう!
ここからが勝負です!というより、ここからは楽勝です!(のハズです・・・)
という根拠は、
① 端境期の企業の動き
- 経団連系の超大手企業が内定を出し終える
- その他企業も一旦内定を出して、充足していたら採用活動は終了。不足していれば二次募集をそろそろ始める
- 大手企業との採用活動の競合を避けてきた企業の採用活動が始まる
- 中小企業の採用が本格的に始まる
② 端境期の学生の動き
- 内定もらったから終了~
- 内定もらったけどまだまだ続けよう!
- まだ内定もらっていないからまだまだ頑張ろう!
- 就職活動大変杉だから内定無いけど終了~
- 民間の内定は無いけど、公務員試験に向けて一旦就職活動は終了~
そんな状況かと思います。
で、1.と2.を足すとどうなるかというと・・・
③ 1.+2.=端境期からの状況
- 頑張って良い就職したい学生だけが市場に残る
- 中小企業もターゲットになるので、「就社(どこへいきたいか)」ではなく「就職(何がしたいか)」に視点が絞られる
⇒この時期にもなって「会社選び」をしている学生は視点を切り替えた方が良い
- 採用数は減っていくが、それ以上に学生の数が減るので、競争率は圧倒的に低くなる。⇒感覚では半分以下からもっと低くなる
そんなところです。
何にしても、3番目で書いた通り競争率は低くなるので、物理的に戦いは楽になるハズです。
ただし、厳しいのはメンタルです。
これからは、
- あんなに街で見かけた就活生が少なくなり寂しくなります
⇒ライバルが少なくなったと思って前向きに考えてください
- 暑い夏がやってきて、日本中がスーパークールビスなのに就活生だけスーツにネクタイで本当にイヤになります
⇒いざという時は、タクシーを使ってください。1,000円で相当楽になります
- もちろん内定が無いという不安とプレッシャーも怖くてしょうがないです
⇒内定をもらった時のゴールイメージをし続けてください
何にしてもこれは克服してください。それしか言えません。
もちろん就職活動を今、辞めれば、少し楽になれますが、あとの残りの60年の人生は、厳しい道のりが待っています。そう思って、踏ん張ってください。
で、そういえばですね・・・
ここまで読んでいただいた方には申し訳ないのですが、今回のブログでは具体的なアドバイスなどをするつもりはないんです。
今回の趣旨は、目先の事に一生懸命なみなさんに対して、異なる視点で就職活動をお伝えしよう。と思っているにすぎませんので、その視点に対してどのような活動を今後していくのかは、ご自身で考えていただきたいのです。もちろん友人や先輩や、知り合いの社会人にアドバイスを訊いても良いです。ただし、本当に自分の立場で考えてくれる人は、ほとんどいないと思った方がよいです。親だってそうです。親の立場で話します。ですから自分のことを考えるのは、自分でしかありません。「自立」ではなく「自律」への第一歩だと思って、脳がちぎれるぐらい考えてください。そのような就職活動をすれば良い結果が生まれる確率は高くなります。
そうはいっても、最後にせっかくですので、就活生のみなさんに経験に基づいた抽象的なアドバイスをしたいと思います。
今、内定が無い就活生は以下の選択肢しかありません。
- 選択肢① 自分のESや面接のやり方を変える(自己分析のやり直し等)
- 選択肢② 受ける業界や会社の大きさを変える
- 選択肢③ 両方変える
おススメは選択肢③です。苦労した分だけリターンは大きいと思います。ちなみに私は5月の下旬から選択肢②を実施し、8月にやっと内定が出ました。
残念ながら、
- 選択肢④ 何も変えない。今まで通り就活する。
という選択肢はありません。何か変えないと内定は出ない。と思ってやってください。その方が充実感もありますしね。
以上です。
基本的には、内定が出ていない就活生をイメージして書きましたが、もちろん内定をもらっている就活生もまだまだ就職活動は続けた方が良いです。なんといっても「内定がある」というのは、自分の自信にもなっていますし、正直に言うと企業としては「他社で内定をもらっている学生が欲しい」という意識は絶対にあります。就職活動は学校やバイトよりは絶対に有意義ですから(小声)可能な限り続けてください。
それではみなさん一生に一度の新卒の就職活動を悔いなくやり遂げてください。
そして、就職活動よりも100倍大変だけど、1000倍楽しい社会で待っています。