はじめまして、ざわかみと申します。今日のブログは私が担当いたします。
「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」
そんな歌が流行したのは私が大学生活を謳歌している時でした。私もよくカラオケで歌っていましたし、いい歌だなと当時思っていたのを覚えています。
あれから10年経ち、厳しい世の中の現実に直面した私はこう思っています。
「もともと特別なオンリーワンなのはみんな同じ。もともと特別なんだから。だからこそナンバーワンを目指さなくてはいけない」
残念ながら、オンリーワンを評価してもらえるほど世の中は甘くありませんでした。正確に言うとナンバーワンを目指せる、あるいは目指す志のあるオンリーワンこそが評価されると言った方がいいのかもしれませんが。
「自分は人とは違う」というのは良くも悪くも魔法のことばです。たしかにその通りで、友人が「内定を3個もらった」とか「大企業に内定した」という話を聞いたとき、自分の状況と比べて焦ってしまったりうらやんでしまうことがあるかと思います。はっきり言いますが、そんなことはやるだけ無駄だと思います。だって「自分と人とは違う」わけですから。焦る必要もありませんし、他人をうらやむ必要もありません。
大事なことは自分の人生と真剣に向き合うことができるのは自分しかいないということです。友人や家族や大学の先生も、アドバイスを求めれば親身になって相談に乗ってくれるでしょう。我々快縁隊のメンバーも、みなさんの社会人になるためのファーストステップが喜びであふれるものにしたいと考えて活動しています。
でも結局最後に自分の人生を決定するのは自分であるということを忘れないでください。就職活動というのはみなさんの人生を左右する大きなイベントです。他人の内定をうらやむ暇があったら、自分の人生と真剣に向き合ってみてください。
「自分は人とは違うから」と言って低きに流れてしまってはいけません。「なるようになるっしょ。おれは人とは違うオンリーワンだから。今はまだ本気出してないけど、そのうち世の中がおれの良さに気付いて勝ち組に入れるような気がする。」というような考え方は決して評価されることはありません。
何度も言いますが、みなさんはもともと特別なオンリーワンです。オンリーワンだから何をしなくてもそのうち評価されるわけではなくて、オンリーワンだからこそ自分の人生と真剣に向き合って、だれよりも努力して、だれよりも世の中の役に立つ人、これから役に立とうと思っている人が評価されるんです。
みなさんは知らないかもしれませんが、今の私には尾崎豊の歌の方がしっくりきます。
「ぼくがぼくであるために、勝ち続けなきゃならない」