a0027_002874

自分が就職活動のときに考えていたことを、紹介したいと思います。今の自分の仕事や人生観につながっている部分もありますし、今思えば、就職活動はいろいろ自分の人生を考える大きなきっかけになったと思っています。

 

反省しても後悔はしない

いつ頃から忘れましたが、就職活動中にずっと思っていた言葉です。

就職活動というのは、いろいろ自分から行動していかないと、物事は進めません。でも行動してばっかりだと疲れるときもありますし、将来は誰もわからないもので成功や安定を保証してくれる人は誰もいません。そういう不安がもたげると、行動するのをやめてしまいます。

でも結局、行動しなかったことってすごい後悔するんですよね。僕はそうでした。

なので、反省して次に活かすことは考えても、後悔しないように行動しようと思い、何か迷ったときはずっとこの言葉を考えていました。自分が行動するのを躊躇しないように。後悔しない選択をできるように。

 

上には上がいるが、多様な価値観が認められるのがこの社会

大学生のとき留学生の友人がいて、ある会話の中で「誰かが自分より上だと思ったら、潔く負けを認める。そして、自分が勝てるように戦うフィールドを変えるよ」とすらっと言ったことを今でも覚えています。

そのとき、「ああ、すごいな。そんな考え方があるんだ」と衝撃を受けたのを覚えています。

恐らく、自分の価値観がとても狭かったんだと思います。でも、社会では多様な価値観が認められるんだなってことを今になって身にしみて感じています。

ひとつの組織の中でも、いろんな人がいろんな役割を担っています。そして、不思議なことに得意なこと、不得意なことは人によってちょっとずつ違うんですよね。なので、とても優秀な誰かも苦手なところはあるでしょうし、自分にも力を最大限発揮できる場所があるはずだって思ってます。

 

いつ死んでもいいやって思えるほど生きる

スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式でスピーチしたのは2005年でした。学生だった僕は、スピーチの日本語訳がネットで出回ったとき、すぐに読みました。今読んでもとても良いスピーチだと思うのですが、特に好きなのは3番目の「死について」です。

自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。

「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳  :日本経済新聞

キレイ事ではなく、こういう風に生きてみたいと思いました。

今、それを体現できているかは自分でもよくわかりませんが、ニュースなどで誰かの死に触れるたびにこのことを思い出しますし、ジョブズのスピーチは今でも時々聞いています。

 

いかがでしたでしょうか。きっと人それぞれ価値観というか、ポリシーみたいなものを持っていると思います。自分が良いと思うものを取り入れて、素敵な人生にしていけば良いと思います。

れいじ