こんにちは。快縁隊の俊輔です。

4月から私の環境は大きく変わりました。東京で単身赴任です。家族と離れてさみしいですが、これは自分が望んだことでもあります。『日本でビジネスをするなら一度は東京を経験した方がよい』と先輩に言われましたが、今ならそれが解る気がしますね。

環境が人を変える

環境が人を変える(作る)という言葉は皆さんも聞いた事があると思います。

社会に出た先輩が、人が変わったように大人に見えた経験はあるのではないでしょうか?『転職した先輩』、『結婚し子供が産まれ家を建てた親友』、『親と死別した同僚』、『高校時代彼女ができて、急にイケイケになった友人』。これらは皆、本人を取り巻く環境が変わったことによって、考え方、習慣、行動を変えたものだと考えられます。

また、私自身が過去に変わったのはいつだろう?と振り返ると、必ず環境が大きく変化した時とセットになっていることに気づきます。

人は環境を変えたくない?

人はもとより、「環境を変えたくない」と考える生き物であるという考え方があります。人はよっぽど自分に有利だと思える状況変化でない限り、未知なもの、未体験のものを受け入れず、現状は現状のままでいたいという心理作用が働きます。これを「現状維持バイアス」と呼びます。

『会社を辞める、辞めるとボヤきながら10年辞めない同僚』、『腐れ縁』なんてのも、これかもしれません。

つまり、自発的に環境が変えられないのは人間なら少なからず誰もが思うことであるといえます。

環境を変えるには思いが必要

自分で自分を変えることは難しい。自分を変えたいのであれば必要な環境に身を置換えるのが良い。そのように私は思っています。しかし、人はそもそも環境を変えたくない生き物です。そのため、自分の意志で環境を変えるには強い思いが必要です。

『いつ死んだっていいや思えるほど生きる、スティーブ・ジョブズ』(※7月17日ブログ参照)は現状維持バイアスを乗り越えるだけの強い思いがあったのかもしれません。

学生の間は、3年、4年という期間で強制的に環境が変わっていきます。しかし、社会に出るとどのように自分の環境を設計するのかは皆さんの自由となります。

その場の流れに任せるか、強い思いをもって自分で必要な環境を創っていくか。10年後、20年後には大きな差となって自分に返ってくることは言うまでもありません。

快縁隊のメンバーは少なくとも、流れに身を任せる人は誰一人いません。私たちと一緒に学ぶことで、『皆さんの思い』に影響を与えられればうれしいです。

以上