こんにちは。ざわかみです。今年は冷夏だと言われていましたが、そんなものはどこ吹く風で暑い日が続きますね。体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。

 

さて、本日は会社で働く時の心得について私が心がけていることをお話ししたいと思います。

私は製薬会社でMRという職種に従事しています。仕事の内容を簡単に言うと、医師や看護師をはじめとする医療関係者を訪問し、自社の製剤が正しい状況で使われるべき患者さんに使用されるために情報提供を行う、といったところでしょうか。

ごくごく簡単に言えば営業です(笑)こういう患者さんがいらっしゃればうちの薬を使って下さいと言いに行くわけですね。

 

営業に限らず、大体の仕事には相手がいます。上司や同僚はもちろん、協働関係にある企業や競合他社、ビジネスをしかける相手(私の場合だと医師や看護師なんかですね)もいます。

ひとつの物事を進めようとするのに色んな人が関わってくるということは、それだけ我々の思うようにいかないことがたくさんあるということを意味します。

自社の製剤を使って欲しいのに競合他社の担当者の影響力が強く、シェアを奪われてしまう。

自社の製剤が使われるべき患者さんがなかなかいない。

医師や看護師が自社の製剤の良さをなかなか理解してくれない。

ここには書ききれないぐらい思い通りにいかないことがたーーーくさんあります。

社会に出て働き始めた人が「自分の無力さを思い知った」と言うのをたまに耳にしますが、恐らくうまくいかないことがあまりにも多過ぎる状況に嫌気がさしてしまうからなのかもしれません。

 

ここでまず最初にしなければならないことは世の中とはそういうもので得てして自分の思い描くように物事は進まないことを当然のこととして受け入れることです。

特に決定権が相手にある場面ではなおさらで、ここであれこれ悩んでもはっきり言ってどうしようもありません。

そう割り切った上で、我々があれこれ知恵を絞らないといけないのは決定権が自分にある分野です。

例えばどの医師と面談してどういう話をするのか、相手が欲しい情報は何で自分はそれに対してどういう準備をするのか、1日に何人の医師と面談するのか、適切なタイムスケジュールを組むにはどうすればいいのか。

こういったことは他人の意思決定を待たずに自分でマネジメントできる範囲のことですね。ここに全力を尽くすことが重要なわけです。

自分で満足行くまでがんばってみて、それでもダメなら私の場合きっぱりとあきらめて次の行動に移るようにしています。

 

何度も言いますが、どれだけいい結果を願ってもその通りになるとは限りませんからね。これは仕事に限らず、就活でも人間関係でも同じようなものだと思います。

もしみなさんもうまくいかないことがあって悩んでいるのなら、1度その悩み事の決定権はだれにあるのかを考えてみるのはいかがでしょうか?